自然景観
無隻山
慶尚南道の梁山市と金海市を分ける無隻山は多くの説話が残る山である。
この山の頂上の真下に小さな池あるが、この池は金首露王陵の水瘡を取るために設置されたという伝説がある。また、古い寺である母恩庵は金首露王が自分の母親に恩返しをするために建てたと伝えられる。
駕洛国の仏教を中興するために創建されたという白雲庵もこの山にある。洛東江を麓に見下ろすことができることもこの山に登る楽しみの一つだ。周りに他の山々が連なっておらず、ある時、洛東江からと隆起しきたのかと思わせる。また、山腹に奇妙な形の岩峯が多いことから山勢が険しく、大変ではあるが、登山の楽しみは他の山々に比べて大きい方である。ほとんどの人がマヒョン峠から登り始め、石窟庵と母恩庵を経て頂上に上がる。マヒョン峠から東へ上がると分かれ道に出るが、ここで右の道を選んで行くと石窟庵に着く。石窟庵は小さな庵ではあるが、眺めがとてもいい。
また、沢を北に行けば岩場の間に道があり、この道に沿っていくと今度は母恩庵に出る。石窟庵と母恩庵を繋ぐ標高約350mの周辺には奇岩怪石が並んでおり、その形を鑑賞していると時間が経つのも分からないほどだ。母恩庵の裏にある峠を越えると大きな盆地に池があり、祈祷院を過ぎるとまもなく頂上に至る。
頂上から下界を見ると、蛇行して流れる洛東江と川向こうにあるマニョ山とトゴク山がこっちにおいでと手招きをしている如く感じられる。
山から下りる時は頂上から南尾根を下り、チョルチョンジュから右に曲がればハサ村に到着し、東の道を下れば白雲庵を経てヨンダンの渡し場に至る。
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